1. はじめに
皆さんこんにちは、現論会ジャーナル編集長の寺田です。今回は柳生好之先生のインタビュー動画第3弾として、柳生先生が現論会を立ち上げ、現在の会長に至るまでのストーリーについてお話を伺います。前回と前々回では、柳生先生の受験生時代、そして予備校講師時代を振り返りました。まだご視聴でない方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。それでは、早速柳生先生のインタビューに参りましょう。
2. 法人化と塾の設立
柳生先生が現論会を立ち上げた経緯は、まず法人化から始まります。予備校講師として活動を広げるため、スタッフを雇う必要があり、法人化を決意しました。この法人化の際、登記の内容に「塾をやる」と記載したことがきっかけで、実際に塾を始めることになりました。最初に手がけたのは、通信添削のサービスでした。
3. 通信添削からオンライン家庭教師へ
通信添削のサービスは、当初はそれほど多くの生徒を集められませんでしたが、オンラインで完結できる利便性がありました。このサービスを通じて、現在の現論会代表である西尾氏との出会いが生まれました。西尾氏は当時の生徒の一人であり、東大に合格後、柳生先生の誘いで現論会のスタッフとして働き始めました。
4. 現論会の発展とオンライン授業
通信添削のサービスを拡大するため、英語や現代文、小論文などの映像授業を提供することになりました。西尾氏はオンライン家庭教師としてのサービスを開始し、ここから現論会が本格的に動き出しました。オンラインでの授業は、場所を選ばず、多くの生徒に教育を提供する新しい形となりました。
5. コーチングの導入
現論会の特徴的な要素である「コーチング」は、柳生先生が授業を通じて感じたニーズに基づいています。ティーチングは映像授業や参考書で補完できる一方、戦略的に学習を進めるためのサポートが必要であることを認識しました。このため、コーチングを取り入れ、各生徒に合わせた学習戦略を提供することに力を入れました。
6. 現論会の拡大とフランチャイズ化
現論会はオンライン家庭教師としてスタートし、1年目には新宿にリアル校舎も開設しました。その後、新宿校の移転や天王寺校の設立など、校舎を増やしていきました。柳生先生は、低コストで運営し、少ない生徒でも黒字を確保できるモデルを構築しました。このモデルがフランチャイズオーナーに受け入れられ、全国に広がっていきました。
7. 教育業界への思いと将来のビジョン
柳生先生は、教育業界に優秀な人材が集まることが重要であると考えています。塾業界に優秀な大学生を引き入れることで、より質の高い教育を提供できると信じています。また、全体の戦略を考えるコーチングの重要性を強調し、受験生一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。
8. まとめとメッセージ
柳生好之先生の半生は、教育に対する情熱と逆境に立ち向かう姿勢が強く映し出されています。彼の努力とビジョンは、多くの受験生にとって大きな励みとなっています。現論会の活動を通じて、柳生先生は今後も教育の質を高め、多くの生徒たちに影響を与え続けることでしょう。
現論会に通っている生徒さん、そして興味を持っている皆さん、ぜひこの塾の提供するコーチングと教育戦略を活用して、受験を攻略していってください。柳生先生と現論会のスタッフ一同、皆さんの成功を心から応援しています。