中学校で夏期学習会 地元出身の東大生が講師

08月04日 19時47分

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210804/3020008889.html

宝達志水町の中学校で4日、地元出身の現役東大生や塾講師が学校を訪れて生徒たちを指導する「夏期学習会」が開かれました。

これは宝達志水町の宝達中学校が行ったもので、1年生から3年生まで30人あまりが参加しました。
このうち1年生と2年生の生徒6人は教室で数学や理科などの勉強に取り組み、わからないことがあると、講師役として学校を訪れた地元出身の東大生にすぐに質問することができます。
生徒たちが、問題の解き方や、テストに向けた勉強方法などを質問すると、大学生は熱心に指導していました。
また、地元出身で難関大学受験の専門塾の代表を務める柳生好之さんも来校し、3年生を対象に文章問題を読み解くコツなどを紹介していました。
参加した生徒たちは「勉強方法が聞けて良かったです」とか、「文章問題の解き方がわかりました。受験に生かしたいです」などと話していました。
また講師役を務めた東大生の中島涼さんは「地元の後輩に勉強を教えることは自分にとってもうれしい経験でした」と話していました。